高知工科大学大学院工学研究科2007年度
科目名 | コンピュータアーキテクチャ論 |
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専攻 | |
開講時期/単位 | |
講義等の内容 | 今日の計算機アーキテクチャが成立するに至った過程を明らかにすることによって、 改良的研究手法とその限界を述べる。極限的集積技術を想定した場合、 素子固有の性能を引き出すために払わなければならないシステム構成上 の要請を明らかにし、そのハードウェア実現手法を明らかにする。 また、機能 メモリや FPGA といったハードウェアを用いた場合の システム設計 (ハード/ソフトコデザイン)についても述べ、組込みシステムへの応用を論じる。 |
担当教員 | 酒居敬一(高知工科大学大学院工学研究科・講師) |
科目名 | オペレーティングシステム論 |
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専攻 | |
開講時期/単位 | |
講義等の内容 | 代表的なオペレーティングシステム Solaris、Linux、FreeBSD、 WindowsNTなどを例に、現行のオペレーティングシステムに関する学習を行なう。 次に最新のオペレーティングシステムの構造とその基本原理を論じ、 計算機内部の資源だけではなく、ネットワークやネットワークを超えてマイグレー ションされるジョブの抽象化の概念と仮想化手法について学ぶ。 また、リアルタイムオペレーティングシステムについて理解を深め、 実時間処理のプログラミ ングについて学習する。 |
担当教員 | 酒居敬一(高知工科大学大学院工学研究科・講師) |
科目名 | アルゴリズム論 |
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専攻 | |
開講時期/単位 | 後期 |
講義等の内容 | アルゴリズムを設計する上で重要な概念である計算量および計算可能性の問題について論じる。 例題として各種の探索アルゴリズムとその改良手法を 取上げ、計算時間の改善について学ぶ。代表的なコード最適化手法、 省メモリ手法を取り上げると同時に、ハードウェアアーキテクチャに 依存するコーディングの例も示す。講義ではNP 完全問題、Presburger 文 の判定問題などの計算困難な問題を示し、 計算不能な関数の存在や停止性判定問題についても論じる。 |
担当教員 | 荻原剛志(高知工科大学大学院工学研究科・教授) |
科目名 | 応用ソフトウェア工学論 |
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専攻 | |
開講時期/単位 | |
講義等の内容 | サービスを科学的に分析するサービスサイエンスの視点に立って、 サービスの分析および新サービスの開発演習を行う。講義ではサービスの 中でも特に情報通信サービスやICT を活用したサービスを取り上げ、いくつかのプロジェクトの 事例分析を通して、成功するサービスビジネスの本質を理解する。 さらに、サービスの企画、設計に必要な検討要件について学び、 具体的なサービスの企画・設計を行う。 |
担当教員 | 鶴保征城(高知工科大学大学院工学研究科・教授) |