大阪大学大学院情報科学研究科2007年度
科目名 | ソフトウェア設計論 |
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専攻 | CS |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | ソフトウェア設計開発に用いられる仕様記述言語, モデル検査技法について解説する。また,開発者個人あるいは開発チームが効率よく 実施するための方法論に ついても紹介する。適宜演習も実施する予定である。 |
担当教員 | 楠本真二(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 岡野浩三(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | 並列プログラミング |
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専攻 | CS |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | 実際的な並列プログラムの作成技術、 性能改善方法について論じる。 標準的なメッセージ通信ライブラリ MPIを用いた並列プログラム作成の演習も行う。 |
担当教員 | 藤本 典幸(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | コンピュータサイエンス基礎論 |
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専攻 | CS |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | コンピュータサイエンスは、コンピュータのハードウェア、 オペレーティングシステムなどの基本ソフトウェア、応用ソフトウェア、 さらに、コンピュータの効果的な利用法まで、コンピュータに関連する広い領域を カバーする学問領域である。さらに、並列コンピュータ、ネットワークコンピュータなどに 対する新たな計算パラダイムが提案されるたびに、コンピュータサイエンスがカバーする 領域は拡張しつづけている。本講義では、これらの広い領域を横断的に、さらに、 基礎から応用までを縦断的に深く探究し、平易に解説する。 |
担当教員 | コンピュータサイエンス専攻全教員 |
科目名 | ソフトウェア開発論 |
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専攻 | CS |
開講時期/単位 | 2学期/2単位 |
講義等の内容 | ソフトウェア開発プロセスで実施される開発作業の基礎技術を中心に学ぶ。 具体的には、ソフトウェア開発の最初に行われるプロジェクトの計画立案、 プロジェクトの生起するリスクの評価、種々の言語や図によるプロセスの 定義方法とおよびプロセス評価企画、ドキュメント管理やバージョン管理の ための開発管理支援環境などについて学ぶ。 |
担当教員 | 井上克郎(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 松下 誠(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | コンカレントシステム |
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専攻 | IS |
開講時期/単位 | 2学期/2単位 |
講義等の内容 | コンカレントシステムの理論についての重要事項を論じ、 併せてJavaのプログラムを例に、コンカレントシステムの実際について説明する。 |
担当教員 | 菊野亨(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 土屋達弘(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | 情報流通ネットワーク設計論 |
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専攻 | NW |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | 本講義では、情報流通ネットワーク設計に必要となる、 VPN (仮想プライベートネットワーク) 技術、配信技術 (大容量、リアルタイム、マルチキャスト)、 情報キャッシング技術、高信頼性トラヒック制御技術について講義し、 具体的な先進的適用例を紹介する。 |
担当教員 | 今瀬 真(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 大崎博之(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) ほか |
科目名 | 情報ネットワーク設計論 |
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専攻 | NW |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | 性能評価のためのネットワークシステムのモデル化と、 数学的解析手法やシミュレーションによる評価手法について講義し、 情報ネットワークの設計手法、 構築手法を明らかにする。 |
担当教員 | 中野博隆(大阪大学サイバーメディアセンター・教授) 若宮直紀(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | ネットワークソフトウェア |
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専攻 | NW |
開講時期/単位 | 2学期/2単位 |
講義等の内容 | ネットワークオペレーティングシステム、高度サービス制御アーキテクチャ技術、 サービス制御技術、ネットワークミドルウェアなどを説明し、 インテリジェントネットワーク構築手法を講義する。 |
担当教員 | 村上孝三(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 戸出英樹(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | ヒューマンインタフェース工学 |
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専攻 | NW |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | 人間とさまざまな機械との間の関係をヒューマンインタフェースと捉え, さまざまなシステム事例を通じて、心理、社会、文化、工学などの面から、 人間中心のヒューマンインタフェースを設計・構築・評価・解析する 手法を講義する。具体的にはまず、高度情報通信社会における人に やさしいヒューマンインタフェースについて、マルチメディア技術、 バーチャルリアリティ技術を要素技術として、人に及ぼす影響も 含めて紹介する。次に、3次元バーチャル空間におけるリアルタイム インタラクションや入出力デバイスについて、具体例を交えて紹介する。 |
担当教員 | 岸野文郎(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 北村喜文(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | ビジネス情報システム |
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専攻 | MM |
開講時期/単位 | 2学期/2単位 |
講義等の内容 | 電子商取引システム(EC)、ワークフロー管理システム、 サプライチェーン管理システムなど、情報システムは 組織や社会に大きな影響を与えている。本講義では、 インターネットや マルチメディア技術を活用した企業における実際のシステムの 事例を中心に、その特徴、狙い、構成などを、講義する。 実際に情報システムの開発研究に従事している外部講師を招くことも検討する。 また、レポート課題では、実際にそのようなシステムを提案してみることを試みる。 |
担当教員 | 薦田憲久(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 秋吉政徳(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |
科目名 | バイオデータベース工学 |
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専攻 | BI |
開講時期/単位 | 1学期/2単位 |
講義等の内容 | ゲノムにおける遺伝子や蛋白質などのミクロレベルから、 細胞や器官などのマクロレベルまでの多様なデータを 記述し解析するための技術、および生物分野での既存のデータベースと それらのデータの検索技術、複数のデータベースのデータの 統合など高機能な検索技術について講義する。 |
担当教員 | 松田秀雄(大阪大学大学院情報科学研究科・教授) 竹中要一(大阪大学大学院情報科学研究科・助教授) |